2023年5月10日 鳥取県議会5月臨時議会にて新しく就任された浜崎晋一議長、野坂道明副議長に祝辞を述べました。 その祝辞の内容を紹介いたします。

令和5年度5月臨時議会 浜田妙子議員祝辞
只今ご就任されました第88代鳥取県議会議長 浜崎晋一議員、第82代鳥取県議会副議長 野坂道明議員。お二人に対し僭越ではございますが、年長の故を持ちまして私から心からのお慶びとお祝いを申し上げます。ご就任おめでとうございます。 図らずも私がこの任を受けるに当り改めて鳥取県議会の歩みを手繰ってみたくなりました。もともと鳥取県会は明治9年に島根県に合併されており、両県から県議を出し県会が作られていました。明治14年に鳥取県が再置され、改めて鳥取県会として独立したのが明治14年。翌年第1回の鳥取県会が開かれ、定数32名の議員の中から初代議長として選出されたのが岡崎平内議員。そして副議長が遠藤春彦議員。明治15年1月27日のスタートでした。 以来、明治、大正、昭和、平成、令和と連綿と続いた鳥取県議会。この戦争の時代を含め厳しく長い歴史を刻んだ議会を思うとき、お二人の第88代議長、第82代副議長の響きの中にその幅と重みを感じない訳にはいきませんでした。改めて大いなるお力をお二人には発揮頂きますようご期待申し上げます。 その第88代議長にご就任の浜崎晋一議員は長い年月、福祉分野に身を置かれ、弱い立場の皆様への行き届いた心配りだけでなくスポーツ分野にも造詣が深く、常に生きにくさを抱える人たちへの配慮と健康への配慮をし続けて来られました。街づくりへの思いも強く、その活動は多くの皆様が期待を寄せていらっしゃいます。 第82代副議長 野坂道明議員は時代を先取りする鋭い感性をフル回転されるばかりでなく、動物愛護にかけては見えないところでともすれば見落としがちな動物たちへの配慮を持ち合わせる優しい心を秘められ頼りにされる存在でもあります。 今、鳥取県はもとより全国も、世界中が…と言っても過言ではないでしょう。支援を要する人たちへの慈愛に満ちた配慮が特に政治に求められる時代でもあります。 税金を使うに当り、自然災害も感染症も障がいや病いも、他国の紛争も然り、いつ何時私たちに襲い来るか判らない。足元には人口減少、少子高齢化、貧困等々、人の関わり方ひとつで幸・不幸が変わってくる時代です。IT社会も同じことが言えるでしょう。 この乗り越えねばならない複雑、多様化し専門対応が必要な社会の変化に対して、見えない不安へのリスク管理に地方自治はどう向き合うか問われています。 その時必要なのは、先見性と専門性に加え、優しさ、人のつながりを軸にした多くの人たちの和と信頼関係だとも思えます。 県民の皆様を主役に私たち議会がより県民お一人お一人の身近な存在であり続け、信頼される議会人としてまとまらねばならないとも思います。国と違い二元代表制である地方議会で議員一人一人が各人の持ち味を活かし、議論し、それを県民の皆様にガラス張りにして行くことで県民の皆様のお力もお借りできることになると考えます。この近年、鳥取県議会は全国に先駆けて議会改革を推し進めてきた実績もあり、議員35人の中心に居て、二元代表制を全うするため、より進化する議会づくりを目指さねばなりません。 過去約140年、苦難の中、鳥取県の議会人として、歴史を刻み、知恵を絞り、励まれた先達を見習いながら、未来を見据えた開かれた議会活動を進めるお役目としてお二人には遺憾なく力を発揮頂きたいと期待しています。 最後に今後激務が襲い来ると思います。我を忘れ、健康管理を決して怠ることなくどうぞお身体を大切に…とお祈りし激励のご挨拶といたします。 僭越にもこの様なチャンスを頂きましたことに皆様には感謝を申し上げます。ありがとうございました。
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なぜ議員になったのか、取り組んでいる課題などを紹介します。
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